関口芭蕉庵と新江戸川公園
鳩山記念館から神田川沿いにある緑が多い江戸川公園を訪れました。
かつて、小石川関口台辺りから、飯田橋までの神田上水は江戸川と呼ばれていたそうです。
この辺りは、神田川の水を利用しての紙漉きが盛んだったそうですが、その名残か印刷関係の会社が目立ちます。
江戸川公園を歩いてゆくと、落ち着いた佇まいの「関口芭蕉庵」がありました。
1677(延宝5)年からの4年間、深川入庵以前の松尾芭蕉が、神田上水の工事に携わった際に居住していた場所だそうです。
さらに神田川沿いを歩いてゆくと新江戸川公園にたどり着きます。
新江戸川公園は、江戸時代末期熊本藩主細川家の下屋敷で明治15年(1882)に細川家の本邸になった場所で、起伏の変化を利用し、自然景観を重視した回遊式泉水庭園です。江戸時代の純日本式武家庭園の面影を残しているそうです。
落ち着いた園内はゆったりと新緑を楽しむことができます。
表通りを歩いていると気がつきませんが、この辺りは江戸時代の由緒が多い場所です。
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