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芝大神宮へ

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浜松町から大門へ向かう途中を右に一本入ると芝大神宮があります。
芝大神宮は、平安時代の寛弘二年(1005年)に創建された都内に現存する
最も古い神社の一つだそうです。



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古くは、飯倉神明宮、芝神明宮と称され、鎌倉時代には源頼朝の篤い信仰の下、
社地を寄贈され、江戸時代には、徳川幕府の篤い保護の下に「関東のお伊勢さま」
として、関東一円の数多くの庶民信仰を集めたそうです。
その当時の賑わいは、広重の錦絵に描かれたそうです。

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芝大神宮の御手水舎は少し変わった形です。説明を読むと

4本柱の外側に2本の柱が棟を支えている(之を棟持ち柱という)
神明造りを形どったもので、全国でも稀に見る珍しいものです。


とのことです。

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本堂の脇に力石がおいてあります。説明板によれば、

芝大神宮の力石は50貫余の切付とともに川口町金杉藤吉の名前がある。
これは明治時代に活躍した有名な力持ち力士、芝金杉川口町の山口藤吉
(慶應3年生)、通称「金杉の藤吉」のことである。
芝大神宮で力持ちの興行が行われた時、金杉の藤吉がこの石を片手で
持ち上げた。


と記されています。

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境内には生姜塚があります。昔はこのあたり一帯は生姜畑で、近隣の農家が
境内や参道に市を立て、盛んに販売していたそうです。

毎年9月16日の前後10日間にわたっておこなわれている芝大神宮の例祭は
その長さから、江戸っ子たちから「だらだら祭り」のあだ名で呼び慕しまれいますが

その期間中、神社の境内に生姜小屋が設けられ、「御前生姜」と呼ばれる葉先に
細工をほどこした葉生姜が来訪者に授与しているところから、「生姜祭り」とも
言われているそうです。

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境内には、貯金塚(碑文は、武者小路実篤筆)もあります。

近隣地に現在のりそな銀行(旧あさひ銀行・旧協和銀行)につながる
不動貯金銀行を設立し、貯金王と称された牧野元次郎(1874年-1942年)
の偉業を称え、境内に貯金塚が建立されたそうです。

以後、毎年、貯金祭(10月17日)が行われているそうです。

都心のビルに囲まれた神社ですが、様々な歴史が凝縮しています。

錦絵で見る芝大神宮>>

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