« 味の素 食と暮らしの小さな博物館 訪問 | トップページ | 高輪の桂坂 »

高輪消防署 二本榎出張所へ

P1060397

高輪の高輪警察署前の交差点にある高輪消防署二本榎出張所は
気になる建物です。 恐る恐る中を覗いていると、職員の方が気持ちよく
館内を案内してくれました。

この建物は、第一次世界大戦後の近代的なドイツ表現派の建築様式で
曲線や曲面をモチーフにして力強く流れるような躍動感のあるデザインを
特徴としている、そうです。

P1060401

階段ホールの照明も時代を感じさせますが、円柱と壁体、天井の間に
「3段のコーニス」と言われる段があることが特徴だそうです。

P10604141

歴史のある重厚な階段ですが、デザインはモダンです。

P1060403

事務所の天井には力強い太い梁が印象的です。

P1060413

消防署と言えば、すべり棒が思い出されますが、現在は使われていない
そうです。

P10604051

2階ベランダからの窓

P1060406

窓の内側は2重窓になっています。

P1060412

2階から3階への階段は曲線がきれいです。
階段の床と腰壁は大理石とセメントを練って固めたものを研磨したもので、
研ぎ出し仕上げというそうです。

P1060408

防災資料室として様々な展示がされている3階の円形講堂は、8本の梁が中心
に集まり、10個の窓部アーチと一体になった特徴的なデザインです。

P1060411

昭和8年に現在の庁舎が落成した時に、停電用の照明として「アールヌーボー風
のガス燈」が、円形講堂に設置され、現在も当時のまま保存されています。


P1060417 

二本榎出張所は海抜25メートルの位置にあり、新築当時は周囲に高い建物
はなく、東京湾を眼下に眺望できたそうで、そのユニークな姿から「岸壁上の灯台」
とか「海原を行く軍艦」と言われ愛されてきたそうです。
 

|

« 味の素 食と暮らしの小さな博物館 訪問 | トップページ | 高輪の桂坂 »

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

昭和の風景」カテゴリの記事

街角アート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/400245/34830672

この記事へのトラックバック一覧です: 高輪消防署 二本榎出張所へ:

« 味の素 食と暮らしの小さな博物館 訪問 | トップページ | 高輪の桂坂 »